
D50A 穴掘建柱車|摩耗したオーガドリルを溶接修理
今回は、D50A 穴掘建柱車のオーガドリル修理をご紹介します。

穴掘建柱車は、電柱の建柱工事などで地面に穴を掘るために使用される特殊車両です。その中でも、実際に地面を掘削する重要な部分が「オーガドリル」です。
今回の車両では、長年の使用によってオーガドリルの羽根部分に摩耗が見られたため、溶接による補修を行いました。
オーガドリルは少しずつ摩耗します
オーガドリルは土や砂だけでなく、現場によっては硬い地盤や石などに当たりながら掘削します。
そのため、使用を重ねるにつれて、特に羽根の外周部分や先端付近は少しずつ摩耗していきます。
摩耗が進むと、本来の羽根の形状が失われ、掘削時の作業性にも影響する可能性があります。
今回もオーガの状態を確認し、摩耗している部分を補修することになりました。
摩耗部分を溶接で補修
今回は、摩耗して薄くなった部分をそのまま使用するのではなく、溶接によって肉盛りしながら形状を整えていきます。
ただ溶接すればいいというものではありません。
実際の摩耗状態を見ながら、必要な部分へ材料を足し、オーガの形状を確認しながら施工していきます。
写真でも、補修前の摩耗した状態から、溶接によって外周部分が補強されていく様子が分かると思います。
穴掘建柱車は「掘る部分」の点検も大切です
穴掘建柱車というと、ブームや油圧装置などに目が行きがちですが、実際に現場で仕事をするオーガドリルの状態も重要な点検ポイントです。
「以前より掘りにくくなった気がする」
「オーガの羽根がかなり減っている」
「この状態でまだ使って大丈夫だろうか」
そんな場合は、一度オーガの状態を確認してみることをおすすめします。
摩耗の程度によっては、今回のように溶接補修することで再び使用できるケースもあります。
特殊車両だからこそ、現物を見て判断します
穴掘建柱車や高所作業車などの特殊車両は、同じ車種でも使われ方や現場環境によって傷み方が違います。
親和自動車では、車両本体の整備だけでなく、ブーム・オーガ・架装部分なども含めて、実際の状態を確認しながら修理方法を考えます。
「交換しかないと思っている部品を修理できないか」
「古い特殊車両だけど、もう少し長く使いたい」
「架装部分を修理・改造したい」
といったご相談もお気軽にお問い合わせください。
働く車を、もう一度しっかり働ける状態へ。
親和自動車では、現場で活躍する特殊車両を整備・修理・架装の技術で支えていきます。
