
三菱ふそう キャンター|DPF再生できない原因を点検!尿素噴射ノズルを清掃
今回は、三菱ふそう キャンターのDPF再生不良の修理事例をご紹介します。

ご入庫時の症状は、
「DPFの再生ができない」
というものでした。
トラックではDPF関連のトラブルは珍しくありませんが、ここで大切なのが、
「DPF再生ができない=DPF本体が悪い」とは限らない
ということです。
今回も点検を進めていくと、別の部分に原因が見つかりました。
原因を追っていくと「尿素噴射ノズル」に詰まり
今回確認されたのが、尿素(AdBlue)を噴射するノズルの詰まりです。

排気ガス後処理システムでは、DPFだけでなくSCRシステムなど、複数の装置が連携して排出ガスを浄化しています。
実際に尿素噴射ノズルを取り外して確認すると、ノズル部分には堆積物が確認できました。
さらに排気管内部にも汚れや堆積物が見られる状態でした。
こうした状態になると尿素水を正常に噴射できなくなり、排気ガス後処理システムが正常に機能しなくなる原因になります。
尿素噴射ノズルを取り外して清掃
今回は状態を確認したうえで、尿素噴射ノズルの清掃を実施しました。

トラックの修理では、エラーが出ているからといって、いきなり高額な部品を交換することが正解とは限りません。
まずは、
「なぜ、この症状が出ているのか?」
を一つずつ確認していくことが重要です。
部品そのものが故障していれば交換が必要ですが、今回のように詰まりや汚れが原因となっているケースでは、状態によっては清掃などで対応できる場合もあります。
DPF再生できないときは、DPF以外にも原因があります
DPF再生ができない場合、DPF本体だけでなく、排気温度や各種センサー、尿素SCRシステムなど、さまざまな箇所が関係している可能性があります。
だからこそ、
「DPF再生できないから、とりあえずDPFを交換する」
ではなく、まず原因をしっかり特定することが大切です。
特に仕事で毎日使うトラックは、長期間止まってしまうと仕事そのものに影響します。
親和自動車では、症状だけを見るのではなく、原因を探し、できるだけその車両に合った修理方法を考えることを大切にしています。
トラックのDPF・排気系トラブルもご相談ください
「DPF再生ができない」
「警告灯が消えない」
「エンジンの力が出ない」
「最近DPF再生の回数が増えた気がする」
そんな症状があれば、DPFだけが原因とは限りません。
親和自動車では、トラック・特装車の整備から故障診断、架装、板金塗装まで対応しています。
働く車を、止めない。
車両の不調や気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
